離婚届を出すタイミング②


『離婚届を出すタイミング①』では、離婚届を役場に提出するのは、夫婦の間ですべての条件を決めて公証役場で公正証書を作成した後、最後の最後にするべきですよ、とお話しました。

今回は、もう少し長いスパンで考えたときのタイミングについてお話します。

これから離婚をしようとしている方や、離婚をしたいと思っている方の話を聞くと、離婚は考えているけれど、子どもがもう少し大きくなってから~とか、子どもが中学校を卒業したら~とか、または夫が定年退職をしたら~(最近増えている熟年離婚ですね)とか、将来のある時期が来たら離婚をしたい、と考えられている方も結構いらっしゃいます。

ところで、両親の離婚は子どもの心に深い傷を残します。

離婚(両親が別れること)の意味をよく理解できないくらいの年齢の子どもだと、自分が悪い子だからお父さん(お母さん)は出ていってしまったのかも、と思い悩むこともあると聞きます。

子どもが離婚をある程度理解できるような年齢になったら離婚をしたい、と考える方が多いのは、子どもの心に与えるダメージを少なくしたい、という気持ちからだと思います。

では、子どもの心にに与えるダメージを少なくするタイミングとはいつでしょうか?

例えば、離婚をして妻が子どもを引き取り、婚姻前の氏(旧姓)に戻り、子どもの氏も母親の旧姓に変更したとします。

学期の途中で氏(名字)が変わるとクラスメートに両親が離婚をしたということがすぐにわかってしまいますよね。

新学期が始まる前とか、小学校、中学校、高校に進学する前(春休み期間)のタイミングですと、途中で名字が変わるという決まりの悪さみたいなものを多少なりとも和らげることができます。

次に、離婚の前後に妻が仕事を始める場合のことを考えてみましょう。

新しく会社に入ると、会社側は社会保険、年金など各種の入社手続きをします。

婚姻時の氏で入社して各種の手続きをしてもらい、その後すぐに氏を変更します、となると入社したての会社の担当者が書類の変更をしなければならなくなり、二度手間をかけてしまいます。

離婚に伴って仕事を始めるという場合には、新しい職場で良い人間関係が築けるように、入社前に氏の変更を済ませ、会社の方の手を煩わせることのないようにしたほうが良いでしょう。

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