離婚慰謝料が認められるケース
離婚に伴う慰謝料が認められる場合
離婚裁判において、慰謝料請求が認められるのは不貞行為や暴力行為(DV)だけではありません。
夫婦の一方が性交渉を拒否し続けたような場合でも慰謝料請求が認められることもあります。
慰謝料請求が認められる主なケースは次のとおりです。
◆不貞
慰謝料額の基準
慰謝料の額はどのように決められるの?
慰謝料は精神的苦痛に対する損害賠償です。
精神的苦痛と一言でいっても、人によって感じる苦痛の程度はそれぞれ異なりますよね。
相手が浮気をした場合、絶対許せない!離婚する!と思う人もいるでしょうし、1回だけなら許してあげようと思う人、辛く
慰謝料の請求方法②
離婚成立後に慰謝料を請求する場合
①慰謝料のみを求める場合
離婚をした後に慰謝料を請求する場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることができます。
また、調停での話し合いによる解決の見込みがない場合は、調停を経ずいきなり訴訟を提起することもできます。
調停での話し合いがま
慰謝料の請求方法①
離婚と同時に慰謝料を請求する場合
■協議離婚の場合
夫婦の離婚についての話し合いの中で、離婚をすること自体の合意と合わせて慰謝料についても合意すれば夫婦の一方は慰謝料を請求することができます。
慰謝料の額や支払い方法も協議の中で決めればよいのです。
慰謝料と財産分与との関係
離婚に伴う財産分与は、次の3つの性格を持っています。
①清算的財産分与(夫婦財産の清算としての性格)
②扶養的財産分与(離婚後の扶養としての性格)
③慰謝料的財産分与(精神的苦痛に対する慰謝料としての性格)
離婚に伴う慰謝料とは、離婚によって精神的苦痛を被った相手に