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離婚原因で多いのは?


離婚原因 離婚

2分20秒に1組ー。

現代の日本では、これだけの夫婦が離婚という道を選択しています。

人口動態統計によると、2015年に離婚した夫婦は22万5000組。

これに対し、結婚した夫婦は63万5000組ですので、3組に1組以上が離婚をしていることになります。

時代とともに、離婚をする夫婦が増え、離婚原因にも変化がみられます。

2015年度の司法統計による、夫、妻双方の側からの離婚理由ランキングをご紹介します。

【夫の理由】

1位 性格が合わない

2位 異性関係

3位 精神的に虐待する

4位 浪費する

5位 暴力を振るう

6位 同居に応じない

7位 家庭を捨てて省みない

8位 性的不調和

9位 家族親族と折り合いが悪い

10位 生活費を渡さない

【妻の理由】

1位 性格が合わない

2位 暴力を振るう

3位 生活費を渡さない

4位 精神的に虐待する

5位 異性関係

6位 性的不調和

7位 浪費する

8位 家庭を捨てて省みない

9位 酒を飲みすぎる

10位 家族親族と折り合いが悪い

 

夫、妻とも1位は「性格が合わない」でした。

性格は長い年月をかけて形成されたもの。

直そうと思ってもなかなか直せるものではありませんよね。。

そして、性格を含め相手の人間性に嫌気がさしてしまっては、その先の結婚生活は困難であると言わざるを得ません。

結婚をする前は、相手のちょっと嫌な部分も含めて好きだったりすると思うのですが、生活を共にするうちに、いつしかそれが耐えられないほどイヤになることもあるでしょう。

ひとりひとり性格が違うのは当たり前。多少のことは我慢すべき。などどいう人もいるかもしれませんが、友達でも職場でも性格の合わない人と一緒にいるのは辛いもの。

それが同居する夫婦となると、結婚の継続は難しいのかもしれませんね。

意外に思ったのが、夫側の理由の2位に「異性関係」がランクインしていることです。

それに対して妻側の理由は5位です。

妻側の異性関係による離婚が増えているようです。

また、「暴力を振るう」「精神的に虐待する」が夫、妻双方とも5位以内に入っています。

「モラハラ」とか「モラハラ夫」という言葉が女性週刊誌などで一時期よく見られましたよね。

「モラハラ」とはモラルハラスメントの略で、言葉や態度で相手を精神的に侮辱、虐待することです。

口喧嘩などで感情的に言い合いになることはどの夫婦でもあることですが、相手の尊厳を無視したような言動は「モラハラ」にあたります。

ランキングを見ると、妻の夫に対するモラハラが多いようです。

当事務所へ相談に来られる方の中には、結婚生活に悩んでいる方も、相手の言動に不信感を抱き、辛い気持ちを抱えていらっしゃる方もいます。

今後の生活のアドバイスもいたしますので、ひとりで悩まずに相談にいらしてくださいね。

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